岐阜大学保健管理センター

岐阜大学における感染症予防の取り組み

多くの人が集団活動をするキャンパス内で、感染症が発生すると、その病原体が広がり、大規模な集団感染につながる危険があります。これを防ぐためには、多くの人が、抵抗力(抗体)をもつこと、正しい知識をもって、正しく行動すること、感染症が発生した時はその情報を共有して、病原体が広がることを防ぐ措置をとること、が必要です。岐阜大学では、感染症予防のために、新入生対策、教育啓発、感染症発生時対策の3つの視点から行動をしています。

感染症ハンドブック(PDF)

(1)新入生に対する感染症4種抗体検査の実施

本学では新入生全員に麻疹、風疹、水痘、流行性耳下腺炎の抗体価採血検査を実施しています。抵抗力(抗体価)が不十分と思われる学生には予防接種の勧奨を行っています。

(2)教育啓発

新入生を対象とした初年次セミナーや、体育実技系必修科目の中の健康科学特別講義で、各種予防接種について、インフルエンザについて、海外渡航時の感染症予防について、などの講義をしています。また、このような話題を「保健管理センターニュース」に載せ、ホームページなどを利用し、情報発信につとめています。環境改善の実践として、トイレに「手洗い・うがいのポスター」を掲示したり、寮や自習室へのマスクや除菌アルコールの配置などの推進に心がけています。

(3)感染症発生時の対応について

学内で感染症が発生した場合は、その情報をいかに管理するかが重要です。本学では、学内の患者発生状況を一ヶ所に集約し、それを監視して休部、休講指示を即決する機能を保健管理センターが担当しています。感染症と診断されたら、下記のformsから報告をしてください。また、学務係にも報告してください。合理的配慮が提供されます。

感染症発症時の報告について(PDF)

岐阜大学 保健管理センター
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電話:058-293-2174 FAX:058-293-2177 E-mail:hokencen@t.gifu-u.ac.jp
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